NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
『自然環境調査体験プログラム2025』終了!(その4 2日目ワークショップ)
2025/09/05
「自然環境調査体験プログラム2025」2日目は青葉城址へと続く並木道の濃緑が眩しい東北大学の青葉山キャンパスへ集合。
本プログラムに後援いただいている東北大学大学院環境科学研究科 の「エコラボ」が会場で、ここはいつ来ても清々しい木の香漂う快適な空間。
玄関には育ちざかりの大きなサイズの靴でびっしりです。
オリエンテーションは自己紹介からはじめました。
(「やる気」があれば受け入れていましたが)今年は募集対象を中学生まで引き下げており、このプログラムを紹介するためにお時間をいただいた学校さんの「生物部」から多数参加のお申込みがありました。後で知ったのですが「生物部」以外からの参加も・・・
自然環境調査体験プログラムにおいて、参加者が多い”常連”高校の一つである仙台城南高校「自然科学部」の皆さん。今年3月「サンショウウオ ビオトープ講習会」でお世話になりました。
こちらの参加者は、ほぼ高校が違っていますが、昨年に続き参加して下さっている方が複数名。(当然ではありますが、やっぱり高校生は大人っぽい)
そして、昨日の現地調査でお世話になったエコリスの皆さんの自己紹介。
ここ2年間、ワークショップの日は時間割を大まかに設定して粛々と思う存分「調査票」作成に没頭してもらってました。
何と言っても、昨日、出会ったばかりの調査活動班のメンバー同士。
現地調査日とは違って絵を描きながら話をしたり、会場にいる生きもの(誰が連れてきているのか不明・・・)と触れ合ったり、ゆったりとした良い時間が流れていると思ったからです。
しかし、今年は違います!!
ECO動物海洋専門学校のECO自然環境クリエーター学科の2年生からミニゲームで調査対象となった生きものへの理解増進と参加者間の交流をはかりたい!との企画提案をいただきました。
グループで行うゲームを実施してもらいましたが、会場全体から盛んな話し声と笑い声が沸いて実に楽しそうです。
さて!ここからは個人作業「調査票」の作成の時間です。
調査班ごとに決めた作成担当の生きもののことを調べながら・・・
昨日、現場で撮影した写真を見ながら、その姿形や色、分布や生態、自分が面白い!と思った特記事項などを書き込んでいきます。
この時間は皆さん、とても集中していて静かな時間が流れます。
両生類・爬虫類・哺乳類・鳥班では鳥好きな方が多かったので鳥の専門グループが出来ました。
聞いて驚きましたが、部活は「美術部です!」という中学生が2名参加して下さってました。
学校の物理の先生から、このプログラムを紹介されたそうです。嬉しい!!
生きもの好きな子は総じて絵が上手だなぁ、とずっと思っていたのですが、鳥班は画伯が多かった~
デッサンも着色も高レベル。
完成した「調査票」は個別発表用に写真に収めた後、調査地の植生図の確認したエリアに貼り付けて作業が終了となります。(人数が多かったのでホワイトボードは2台)
ここからは個別発表が続きます。
次々と前に出て自分で調べて分かったことをスラスラとお話しする皆さん。
本当に絵が上手ですね~
調査班ごとに発表を進めていき、最後にエコリスさんから総括をしてもらいました。
いよいよプログラムの最後。
エコリスの藤岡社長から「生物多様性と生態系サービス」のレクチャーがあり、そのまま締めのご挨拶をいただきました。
「これからも自然環境下の生きものを観察したり、触れあう時間を大切にしていってください」
作成した「調査票」はお返しするので勢揃いした状態はこれで最後です。
写真を撮るなら今だよ!と声掛けすると一斉にスマホを取り出す皆さん。
会場のエコラボの吹き抜け構造を利用して2階から撮影しました。(これ、やってみたかった!)
そうそう!会場の隅にはエコリスの両生類・爬虫類・哺乳類・鳥班の先生から頭骨や毛皮、羽の標本コーナーを設置してもらいました。空き時間は人だかりに。
今年の自然環境調査体験プログラムはこうして2日間のプログラムを終えました。
現地調査、同定、調査票作成、個別発表、アイスブレイクまで盛り沢山でしたが、生きものを探したり、見たり、学んだり、好奇心に満ちた参加者の表情、驚きの声や笑い声に包まれた充実の2日間となりました。
今年はもう一つ、とても嬉しい大きなトピックがあったのですが、それは別の記事にしたいと思います。
参加いただいた皆さん、エコリスの皆さま、関わって下さった皆さまに心から御礼申し上げます。