NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
『自然環境調査体験プログラム2025』終了!(その3 現地調査・同定)
2025/08/27
「自然環境調査体験プログラム2025」1日目の現地調査の様子。
調査活動へとそれぞれ散った各班は正午近くになると基地に戻ってきますが、その後、「あと、ひと踏ん張り!」と生き物を探している皆さん。
「昆虫班」の出発時、捕虫網の使い方、装備の説明などが行われました。
昆虫班はエコリスの講師役の方と毎年、普段から虫捕りをしているお兄さん達が入ってくれる混合チーム。
何かを指さす写真があったので聞いたら・・・
これ(カメ)でした!(今の今まで昆虫班が見つけたものとは知らなかった)
・・・当然ですが、このように昆虫班や魚類・底生動物班がヘビを連れてきたとか、それは、よくあること。
午後の作業ではピンセットレベルの虫を同定してリストに記載していきます。
地球上にいる生きものの6割(!!)が昆虫で「昆虫の世界の中に人間が生きている」という表現があることに驚きます。
それだけ種類が豊富、しかも亜種も多いから同定が難しいそうです。
「両生類・爬虫類・哺乳類・鳥班(りょう・は・ほ・とり班)」は一番の大集団となりました。
(早々と定員超過となったため、班分け調整で第2希望へ移動を了承してくれた方、ありがとうございました。)
手始めに山と林道沿いの側溝の水が流入する暗渠の出口部分からアタックします。
本当は道路の向こう側に小さな桝があって、過去、たくさんの生きものが確認できたのですが、近年、桝が土砂に埋まってしまっている状況。
基地からすぐの木立へ分け入る一団。先頭チームはぐんぐん進み、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。
今年は鳥好きな参加者も多くて、班で移動中でも鳴き声が聞こえたり、枝の間に姿が見えたりすると素早くスコープをのぞき「どこだ?」「ほら、あそこにいるよ!」と声掛けしながら観察。
林道や林道沿いはフィールドサインが多数あります。
哺乳類は、その姿を直に見ることが難しいので痕跡から確認と同定を行います。
基地に戻ると魚類・底生動物班の仕分けや測定が始まった頃、成果を楽しそうに見ていますね。
午後は調査で確認できた生きものをホワイトボードに書き出したり、フィールドサインの見分け方などを教えてもらいます。
特に重要な生きものなどは写真をスクリーンに映してお話を聞きました。
終盤はフィールドサインの糞を水で溶いて内容物を確認します。
食している内容で同定する方法ですが、鼻を押さえながらも頑張っていますね。
こちらはプロのお仕事!!
調査で小型哺乳類の糞から取り出したものを内容物ごとに分別したもの。
昆虫の羽や肢、小動物の爪まで・・・吹けば飛ぶような小さなものばかり。
その丁寧な仕事ぶりに驚嘆しています。(ホントにすごかった)
1日目の現地調査と同定やリストアップが終わると、班ごとに明日の「調査票」の作成で他の人と種が被らないよう決めて解散しました。
暑い中、長袖長ズボンで動き回ったにもかかわらず、皆さん、元気に帰路につきました。