NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
人体からも検出されました~マイクロプラスチックによる海洋汚染について~
2019/03/20
皆さんこんにちは。
桜の便りが聞こえてきそうな陽気ですね。春ももうすぐです。
しかしながら、感染力の強い病気(インフルエンザ・はしか)もまだまだ蔓延しています。体調には十分気を付けてください。
さて、皆さんはこのニュースを見ましたか?
微小プラ、既に人体に 貝からも検出 健康への影響は
以前、このブログでプラスチック製ストローの廃止が世界的に広まっているというニュースをご紹介しました。ストローを始め、プラスチック製のゴミが海に流れ出ると、波の影響で砕けたり劣化することで細かくなり、微小プラ化(マイクロプラスチック化)し、それを海洋生物(魚類・貝類など)が食べ、その海洋生物を人間が食べることにより、人体に微小プラが入り込んでいるそうです。
記事の内容を見ると、英国のスーパーで販売されている貝類を調べたところ、
全ての貝から微小プラが検出されたそうです。
また、世界各国の水道水や、販売されている食塩などからも検出され、先ほども書きましたが、既に人体に取り込まれているという研究結果も出ています。
実際のところ、人体にどのような影響が出るのかはわかっていませんが、微小プラは体内に蓄積されるとのことで、今後更なる調査が進められるようです。
こうした微小プラによる海洋汚染について、原因となるプラ製品(ストロー等)の使用を削減または全廃する動きが世界各国をはじめ、有名企業で始まりつつあります。
企業の取り組みについては、こちらの記事をご覧ください。
日本を含め、世界各国で取り組みが始まったプラスチック製ゴミへの取り組み。海洋汚染に止まらず、人体への影響も懸念され始めました。
今一度、私たちもこの話題に目を向け、考えていかなければならないと感じました。
皆さんも身近なところから取り組んでみませんか?
それではこの辺で。
後藤