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自然環境調査体験プログラムへ参加した感想について

2021/11/20

令和3年度子どもゆめ基金助成活動事業 

体験活動プログラム

「自然環境調査をもとにオリジナル環境情報図を作成してみよう」

この活動の主役は高校生の皆さんです。

雨が降る中、調査地まで来てくださいました。それなりに距離があるところから、ご家族の皆さんの協力もいただいて、どなたも遅刻しませんでした。

いきなり胴長を着用して冷たい川の中を進んでいったり、網を持って生き物を掴まえたり。。。

高価なカメラや使ったことのない機器を渡されて使い方をその場で教えられたり、広範囲の移動を繰り返したり、たくさんの説明を一気に聞いて野帳に記入したり、と。

本当によく頑張って下さいました。

その後も宿題や課題にも一生懸命取り組んで下さり、どれも工夫に満ちた立派な発表ばかりでした。

参加して、どのような感想を持ったのか?

今回は各班の感想をお伝えしたいと思います。

<植物班 調査員の感想・学んだこと>

直に自然環境に触れて考えることで、具体的かつ親身に環境について考えることができた。
環境(特に植物)の様々な調査方法が分かった。
環境保護のことを深く考えれば考えるほど、結論が出なくなった。
環境保護と人の利便性の両立は難しく、まだまだ学ぶ余地がある。

専門の方々から直接、「実際の調査方法」「環境への考え方」「人間の生活と環境保全の両立」など、学校では学ぶことができないような貴重な学びができた。


<鳥類班 調査員の感想・学んだこと>

「調査の方法」「調査の難しさ」「調査用紙の書き方」「双眼鏡、カメラの使い方」

エコリスの方々にはたくさんのことを教えていただきました。鳥類の調査は覚えることも多く大変でしたが、学ぶことも多くためになりました。


<魚類・底生動物班 調査員の感想・学んだこと>

◎今回は自然環境調査に参加させて頂きありがとうございました。最初は予定が延期になってしまい、当日も天候が悪く不安でしたが、いざ調査を行ってみるとナマズやコイといった大型の魚やドジョウやガムシといった小さな生き物に出会うことができ楽しかったです。また調査だけではなく、調査した内容を発表する事で他の班の意見も聞くことができ環境に対する考えを深めることができました。エコリスさんの対応も温かく最後まで楽しく活動することがてまきました。今回の経験を踏まえ今後はどのような進路に進んでいくかを検討したいと思っています。本当に良い経験をありがとうございました。

◎調査については、予想を超えることが多く楽しかったです。もう少し温かい時期だとよかった。
宿題は、見るべき資料が多く大変だった。
発表会での振り返りの時間は、他の班の活動が分かり面白かった。
<両性類・哺乳類(爬虫類)・昆虫班 調査員の感想・学んだこと>
私は自然環境調査体験プログラムで両爬哺昆班として活動しました。
環境調査では、草木や水の中から虫を発見したり、イノシシやモグラが活動していた痕跡を探しました。普段なら目を配らないような所を観察して、生物を発見するという学校の中では経験できない新鮮な体験ができました。
また、株式会社エコリスの先生方から発見した生物の特徴を教えていただけました。調査中歩き回ったので疲れてしまいましたが、カエルやガムシなど様々な動物を見ることができた充実した調査でした。
宿題の資料作成や発表用のスライドの作成は大変でした。他の班とは違い、学生が私だけであったので、殆どの作業を一人で行わなければならなかったからです。
ですが、資料作成時には、自分が知らなかった生物の特徴について知ることができたり、スライド作成時には、工事の環境への影響を考えるという、普段なら考えないようなことを考えて、自分なりの答えを出すという、今の私にとって貴重な経験をすることができました。
プログラム最終日の発表では、発表順が最後であったこともあり緊張して、また少しミスをしてしまいましたが、内容で他の班に劣らない良い発表ができたと思っています。
株式会社エコリス様の助力もあり、私はこのプログラムで、学校の勉強もあって苦労しましたが、普段ならしないことや考えないことができる貴重で楽しい体験ができたと思っています。

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