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「エコプロ2021」に行って参りました!

2022/01/05

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

さて、話は1カ月前に戻ります・・・天気に恵まれた12月初旬。

いつ以来だろう・・・と感慨に耽るくらい、お久しぶりの東京。

”ゆりかもめ”からは、冬の澄んだ空気の青空と東京湾の水面。その間にはキリンの群れのような大井ふ頭。


やってきたのは「東京ビックサイト」、相変わらず大きい!!

お目当ては開催中の『エコプロ2021』

お台場で降車する家族連れとは別に・・・いかにもビジネスマンといった風体の皆さんに交じりながら、一直線に会場へと吸い込まれて行きます。



後ほど、主催者の方から伺いましたが、これでも最大規模で開催していた時に比べて3分の1の規模。

とは言え、会場は圧倒的な広さ、天井も恐ろしく高い。

(昔、何かのイベントで出展者として参加したことがありますが、屋内なのにハトが飛び回っていたのを覚えています)

久々の人混みに早くも疲労感。

今回はセミナー聴講をメインに上京したので、会場内はサラっと回るだけになりそう。

やはり、カーボンニュートラル、持続可能な社会、SDGsというテーマが躍り、パネル展示、巨大モニターでの動画放映など工夫を凝らしたブースが目立ちます。

まず目についたのは、大手製鉄会社のブース。


CO2削減に向けた製鉄技術への挑戦、資源リサイクルなど、決して簡単ではない課題に向けて重責を担っている業界。


ちょうど入場ゲートに到着した時分、数校の小学生が集合しておりましたが、会場内をあらためて見ると、中学生も合わせて相当数の学生さんが、グループを作り、展示マップを広げながら、会場中に散っておりました。

後日、サイトを見たら「校外学習」(無料送迎バスあり)専用申込受付があり、学校での”環境学習”として成り立つようなツールとシステムが用意してあるのですね!


こちらは見覚えのある貨物コンテナが高々と積まれ、人気落語家さんが出演するCMが流れていたブース。

「モーダルシフト」=トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること(国土交通省HPより)

通信販売が普及した今の時代において欠かせない「物流」にCO2削減への取組みですね。


「CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)」=「二酸化炭素回収・貯留」技術のこと。

(発電所や化学工場などから)排出されたCO2を、他の気体から分離して集め、地中深くに貯留・圧入するというもの。

これ・・・説明を聞いてもなかなかピンとこない私ですが、ここでは分かりやすくアニメーションで説明されています。


鮮烈な香りに思わずつられたのは、ここ。

ブース内に目いっぱい敷き詰められた木屑から放たれる得も言われぬ香り。

未活用の竹林、その竹を原料とした「竹紙」をはじめとする環境配慮型製品、木質バイオマス発電等々、社業の”製紙工業”に留まらない事業展開。

関係する全ての「モノ・コト」の持続的な循環を目指している取組み。

こういう環境負荷低減に努めている企業の製品を”積極的に選んで購入する”という消費行動は私たちがすぐに始めることが出来るアクションですね。


思わず吸い込まれた「日本の棚田共同展示コーナー」 NPO法人棚田ネットワーク

この間、訪れたばかりの山形県大蔵村「四ケ村の棚田」の幟がなんだか嬉しかった!!


新鮮に映ったのが、環境配慮型商品の展示販売エリア。

主に衣食に関わる日常品が集められており、人気を博していました。


そして、もちろん”海洋ごみ”に関するブースも!

報道でもよく目にする”海洋プラスチック”に限らず、このブースでは漁網のアップサイクルのための技術開発と同時に付加価値を生むことにより日本を資源大国へ!というコンセプトを打ち出されています。


さぁ、この”海洋プラスチック”のお話。

この後、この日一番の衝撃と感動に出会うことに・・・つづく。

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