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仙台七夕~飾りに込められた意味を知ってますか?~
2019/08/26
東北三大祭りの一つで、毎年8月6日から8日に行われる
「仙台七夕」
今年の七夕祭りは終わってしまいましたが、令和初の仙台七夕は前夜祭から天候に恵まれ、多くの人出で賑わいました。ところで、この「仙台七夕」で飾られる七夕飾りには様々な意味が込められているのを知ってますか?
仙台七夕には「七つ飾り」というものがあります。
七夕が飾られているアーケード街を歩くと、一番目に付くのは豪華な「吹き流し」ですよね?
まさにこの「吹き流し」は七つ飾りのうちの一つでなのです。
仙台七夕飾りは、「短冊」「紙衣」「折鶴」「巾着」「投網」「屑籠」「吹き流し」があり、これら七つで1セットです。
これらの飾りが全て揃っていないと、七夕飾りと認められず、審査の対象外になってしまいます。
では、これらの飾りに込められた意味をご紹介します。①短冊(たんざく)
学問や書、手習いの上達を祈願
②紙衣(かみごろも)
棚織女(たなばたつめ)が織り、神に捧げたという衣で、裁縫の腕が上がるよう祈願
③折鶴(おりづる)
家の長老の数だけ折り、延命長寿を祈願。折り方を習う者たちは、折り紙を通じて、教わる心と人に教える心を学ぶ。
④巾着(きんちゃく)
富貴(ふうき)を願い、倹約と貯蓄の心を養いながら商売繁盛を祈願。
また、巾着の口はしっかりと紐で結ばれていることから、無駄遣いを戒めています。
⑤投網(とあみ)
昔から重要なたんぱく源である魚介を欠かさないよう、仙台近海の豊漁を祈願。また、幸運を寄せ集めるという意味も。
⑥屑籠(くずかご)
七つの飾り物を作り終えた際にでる裁ち屑、紙くずを拾い集めて屑籠の中に入れ、モノを粗末にしないで役立て、清潔と倹約を祈願。
⑦吹き流し(ふきながし)
織姫の織り糸を象徴し、昔の織り糸を垂らした形を表して、機織り(はたおり)や技芸の上達を祈願。
ちなみに、くす玉は七夕飾りではありませんが、あの大きなくす玉が付いた吹き流しは、仙台が発祥と言われているそうです。
昭和21年ころ、戦後の復興もおぼつかないある日に、森天祐堂のご主人が庭に咲く「ダリア」の花を見て、「この花を七夕飾りに利用できないか」と考え、綺麗な京花紙を籠につけて二つ組み合わせ、丸くして吹き流しの上に飾ったことが始まりとのこと。
以来、その華やかな飾りが七夕飾りの主流となり、全国に広まったそうです。
こうした、七夕の飾りに込められた意味がわかると、見方も変わってきますね。
来年はちょっと視点を変えて、七夕飾りを見たいものです。
仙台藩主伊達政宗公の時代から始まった伝統行事。
これからも守りながら後世に伝えていきたいですね。
それではこの辺で。
後藤