NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
【ご案内】「ざっこくのふしぎ展」@たまきさんサロン会場 4/23(水)まで
2025/04/16
現在、東北大学の青葉山キャンパスにある「せんだい環境学習館 たまきさんサロン」で「ざっこくのふしぎ展」が開催中! 主催 東北大学統合日本学センター
仙台での開催は4/23(水)まで、入場は無料です。4/19(土)14-16時にトークイベント&試食もあるので気になった方はこちらまで!
その後、4/426(土)-27(日)が岩手県の軽米町、4/29(火)~5/13(火)は岩手県の二戸市と続く模様。
【開催趣旨】(東北大学総合日本学センターHPより写し)———-
あわ、ひえ、きび、といった雑穀は、世界中で何千年も前から栽培され、干ばつや飢饉のときに、人びとを救ってきました。ビタミンや鉄分、食物繊維などが多く含まれて食べられるようにするまでの手間はかかりますが、農薬を使わずに、雨水で育てることができます。しかし近年、日本でも海外でも、雑穀を育てる人の数は減っています。
そんな中、アフリカ、アジア、北米の各地で、雑穀栽培を復活させようとがんばっている人たちがいます。世界のそれぞれの場所で、どうして雑穀をまもろうという気持ちになったのでしょう?どうして雑穀がこれから大事になる穀物なの?世界ではどんなふうに雑穀を食べているの?様々な環境で育てる秘訣は?世界で雑穀を育てている人たちの知恵と声を、ぜひ聞きにいらしてください。
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会場・開催の様子をチラッとご紹介・・・東北大学大学院環境科学研究科本館1階、エントランスにある素敵なバナーに目が引かれます。
ざっこくの名前は聞いたことがあるし、体に良いものとして数種交じっている”雑穀米”を口にしたことはあるけれど、じっくり見たこともなかった。
壁に吊るされた”あわ・ひえ”の束を見ても、生えているところや実っている状態を見たことがあるような、ないような・・・自分の中では、そんな曖昧な存在。
「ざっこく」で日本と世界の生産者が繋がっていることに驚きました。
農法や料理などの伝統知、人と自然の共生、自然環境と食料問題の解決・・・そういう総合知の研究プロジェクトも進んでいるのですね。
会場のパネルの中で、世界の生産者同士が実りの報告をし合ったり、悩みの相談に対して「こちらではこうするよ」という返事をしたりという”やりとり”をみる展示方法も面白かったです。
これ、すっごいナイスアイディア!容器のフタ代わりにルーペ的なものがついてる!!
何せ、全種類が小粒だから、こうして拡大してみるとそれぞれの個性が分かります。
メッセージボードや「ぬりえ」コーナーもあるので参加してみよう!
知っているつもりで知らないことも多い、ざっこくの世界、お見逃しなく。