NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
『自然環境調査体験プログラム2025』終了!(その1 現地調査)
2025/07/10
第5回「自然環境調査体験プログラム2025」は、6/28(土)の現地調査活動、6/29(日)ワークショップともに無事に終了いたしました。
企画・運営:株式会社青葉環境保全 / 講師派遣:株式会社エコリス
晴天に恵まれ過ぎて・・・準備段階から熱中症対策に頭を悩ませつつ、当日は体調不良の子がでないか心配の絶えない2日間でしたが、みんな元気に過ごすことができてホッと一安心。
そして、5年目の実施を終えて、今回から変えたこともあり、大きな進化もありました。
当初は高校生を参加対象としていたこのプログラム。
数年前から「中学生だけど参加したい!」という問い合わせも増えてきて、その度に大歓迎!と受入れを行っていましたが、今年の募集から中学生も参加対象としました。
5月に仙台青陵中等教育学校「科学部」の皆さんにプログラムをご紹介する機会を得て、部活動の時間にお邪魔した結果、中等部から科学部以外の学生さんも合わせて多数参加いただきました。
こちらは、2年前から参加いただいている仙台ECO動物海洋専門学校の皆さん。
1年生は通常のプログラム参加ですが、過去の参加者である2、3年生の皆さんは運営のサポート隊としてお越し下さいました。
懐かしい顔との再会はもちろん嬉しいことですし、経験者にお手伝いいただけるのはとても有難いことで、頼もしい限り。
さらに、今年は驚いた&嬉しい出来事があったのですが・・・それは、とてもとても長くなると思うので後に送ることにします。
さて、7:30「南仙台駅」に集合した参加者を乗せたバスが会場近くに到着、バスが入れない道を徒歩移動してきた一団が現れ、順に受付を開始します。
昨年の参加者も数名いて、「今年もありがとね!」と挨拶を交わす瞬間は、やはり嬉しいものです。
受付で調査活動班(植物、魚類・底生動物、両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類、昆虫)それぞれの野帳と植生図をセットしたバインダーを受け取ってもらいます。
朝の時点で運営スタッフも含め60人を超す人数。
一旦、大きな荷物を置いてもらい全員で円陣を作りオリエンテーションを行いました。エコリス講師陣、サポートスタッフを紹介します。
プログラムは「植生図」の説明からスタートします。
手元のバインダーにある樽水ダム地区の植生図を広げる参加者。
「植生図」とは植物社会学に基づいて群落単位を地形図上に表現したもの(環境省 自然環境局HPより)
動物の生息環境を知るために確認したり、動物の行動などを予想するために読み解いたり、と植生図の情報は調査活動に欠かせないものです。
続いて、昨日から仕掛けていた自動撮影カメラのもとへ移動すると設置状況について説明を受けます。
次は昆虫のトラップ設置地点へ移動します。
トラップは地上をはい回る虫と飛翔する虫を捕獲する2タイプ。
広場に戻ると自動撮影カメラで撮影されたデータの確認です。
昨夜、まさにここに現れた動物達の姿に身を乗り出し、目を凝らす参加者。
小型哺乳類用のトラップには2種、3匹のネズミがかかっていました。
走り回り、ぴょんぴょん跳ね、ナッツを食べる姿を笑顔で見守ります。
※本イベントは「宮城県 鳥獣の捕獲等又は鳥類の卵の採取等 許可」を受けて実施しております。
3匹目のネズミは観察用の水槽へ移すために、トラップからビニール袋へ入れる場面から見学しました。
トラップから滑り出たネズミは当然ビニールの中を動き回りますが、あまりの素早さに驚きの声があがります。
そして、体重や体長測定、雌雄確認の時間だけ、大人しくしてもらうためにビニール袋を閉じた部分を持って回転させ「目を回してもらう」そうで・・・「あっ、大人しくなった!」と破顔する皆さん。
上の写真は前日、エコリスさんに実施いただいたトラップ設置の様子。
自然相手はつくづく思うようにいかないもので・・・
昨年は同じように仕掛けたトラップにネズミの姿はなく、少々残念だったのを覚えています。
今年は大勢の参加者と一緒に野にいるネズミの愛らしい姿を見ることができて本当に良かったです。
生体観察が終わるとネズミ達は元気に野に帰っていきました。
ここまでが全体活動となり、今から各種班に分かれて、それぞれの調査地へ出発します。
まだ午前中ですが、日中の気温が30℃超えの予報なので、しっかり準備をして参りましょう!
つづく・・・