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『自然環境調査体験プログラム2025』福島大学 いきものサークル(通称:なまサ)編

2025/09/30


秋風が心地よい時期になって参りました。6月末のお話ですが、あと1つだけ掲載したく存じます。

「自然環境調査体験プログラム」5周年記念の年、神様のサプライズなのかどうか・・・今年、驚いた&嬉しい出来事について。

このプログラムの第1、2回(2021・2022年)に参加してくれた当時の高校生、4名が進学した大学で出会い”いきものサークル”を立ち上げたそうで

今年、そのサークルメンバーと誘い合わせ7名で参加してくれました!(涙)

過去参加の4名は通う高校も違っていたはずで・・・たまたま母校(高校)に遊びにいった一人が「自然環境調査体験プログラム」の募集チラシを見て、恩師に背中を押してもらいAOBAに連絡を下さったという次第。

後日、立派に社会人のような文面で参加相談のメールがあり、その後、ご挨拶も兼ねオンラインで打ち合わせもしました。


さて、当日、仙台に実家がある人は前日入り、その他のメンバーは早朝に福島県を車で出発!(何故か車を運転するという事実にすら感動してしまう)

遠征は慣れているでしょうけど、ホントにはるばるよく来てくれました。感謝しかないです。



本人を目の前にすれば”面影”はあるものの、高校生の時とは醸す雰囲気が違っています。大学生はやはり大人っぽい。

あと、4、5年前とはいえ印象的なエピソード、名珍場面の数々があり(動画にたくさん収まっています)「あの時のカナヘビです」とか「ネズミに逃げられた子です」と自己紹介すれば、エコリスの皆さんも「あぁ!」って記憶がよみがえります。


さぁ!フィールドに出ればそれぞれ活躍の様子。自前装備も完璧なメンバー達。



すでに定員を超過した時期でのコンタクトだったので、班活動は調整させていただきましたが、何でも学ぶ姿勢がステキ!


中学生や高校生の中でも先輩として笑顔で接してくれていたし、エコリスさんとも楽しそうにお話していました。(Iさん、めっちゃムードメーカーでした)
高校の恩師とのひと場面。


そろそろ調査活動が終わり、基地方向へ向かうと前方に地べたに這いつくばる姿が・・・みんなで「え?」


地上を徘徊する虫に興味がある彼は、このサークルのシンボル的な存在になりつつあるとのこと。


翌日のワークショップにも参加して下さいました。


ワークショップの合間に長めの休憩時間を設け「生きものサークル(通称・なまサ)」の紹介(活動の様子や大学のPR)をしていただきました。

サークル設立は昨年12月で、その時は想像していなかったけど、6月末時点で60名近くのメンバーが集まったそうです。

同じ生きもの好きでも”カジュアル”な好きと”ガチ”で好きというパターンがあるそう。


フィールドワークをはじめ、博物館など生きもの施設の訪問、たまには食することにも挑戦したり(挑戦する食ってなんだ??)と楽しそうな活動の様子がスクリーンに投影されます。

まもなくオープンキャンパスが開催される時期で、実際に出かけた高校生もいたみたい。とにかく大学生と色々お話ができて、とても良かった!という声が多かったです。


今回、AOBAへのコンタクト、メンバー内の情報共有ととりまとめ、活動発表の準備をしてくれたAさん。

お忙しい中、対応してくれて、本当にありがとうございました。


すべてのプログラムが無事に終了。

その後、エコリスさんとAOBAの少し遅めのランチにもご一緒いただきました。(自宅が遠くて昼食を持参した学生さんも一緒にね)


そして、お名残り惜しいけど、帰る時間となりました。

ご丁寧に福島のお土産まで頂戴してしまい、恐縮していると・・・

第1回に参加してくれた印象深い学生さんが近くに来て「このプログラムがきっかけで進学先を決めたんです」とお礼の言葉をかけて下さいました。

心がジーンとなって、浮かんだ言葉は「冥利に尽きる」

「今回、来たくても都合が合わなかったメンバーもいるので、これから何かイベントをする時は声かけて下さい。」

「とりあえず・・・来年もきます!」

色んな感情でパニクった私の耳がおかしくなければ・・・

去り際にそんな言葉を残して福島大学「いきものサークル」の皆さんは車に乗り込んだと記憶しております。

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