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【ご案内】青葉山公園百周年「仙臺歴塾」記念行事『あまねく愛で継がれる石=Ogatsu Ishi』

2025/10/31


猛暑に見舞われた夏がやっと過ぎ去り、あっという間に秋が深まる過ごしやすい気候になりました。

この秋、あらためて地元の歴史や文化に触れるイベントはいかがでしょうか?

青葉山公園 仙臺緑彩館

仙臺緑彩館は2023年のオープンから市民、観光客など域内外から訪れる人々に仙台の歴史、文化の情報を提供する場として認知がすすみ、また、気軽に楽しめる様々な講座や体験教室、学べる街歩きなど参加型の催し物で人気を博している施設です。


仙台藩の重臣・片倉小十郎の屋敷跡という立地も由緒がありますが、今年は「青葉山公園」として市民に開放されてから100年の記念の年にあたるそうです。

100周年記念行事として10~12月まで多様なイベントが目白押しで、AOBAもいくつかの企画・運営をさせていただきます。

青葉山公園百周年記念「仙臺歴塾」~二〇二五年秋、歴史に恋する~

その企画の一つが石巻市雄勝町の伝統工芸・産業である雄勝石がテーマの展示。

主催 青葉山エリアマネジメント/ 共催 石巻専修大学、株式会社青葉環境保全 文化事業部 / 後援 仙台市教育委員会、石巻市、石巻市教育委員会、宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)、公益財団法人瑞鳳殿、雄勝硯生産販売協同組合


”歴史に恋する”という記念行事のキャッチコピーから展示テーマは「あまねく愛で継がれる石=Ogatsu Ishi」

いよいよ明日11/1(土)から12/21(日)までの会期でスタートします。(入場無料、開始・終了時間、休館日は緑彩館に準ずる)


緑彩館ライブラリースペースの展示は、テーマやエリア分けを考えつつ、この広瀬川を模したという流線形のテーブル、照明や空間も生かせるように試行錯誤の日々・・

と同時に各方面へ企画への協力依頼、展示品の借用手続き、関連展示品の収集、説明パネルや看板などの作成をコツコツとすすめて参りました。


雄勝石と言えば、まずは「硯」を抜きに語ることはできません。

流麗な筆跡で知られる戦国武将、仙台藩祖伊達政宗が愛用した硯は雄勝産とされております。

そんなエピソード記事と副葬品として政宗の墓室にあった愛用の文房具(複製)を公益財団法人瑞鳳殿様から、さらに生涯手元に置いたであろう硯箱に収めてあった硯の複製品は伊達家十八代ご当主様からお借りすることができました。


もちろん伝統的な雄勝硯をはじめ、現代の生活様式に合わせた雄勝石のクラフト、文化財級の歴史的価値が高い建物に建材として使用されている天然スレート材も展示。


雄勝硯の伝統技術を受け継ぐ若手職人徳水辰博さんの作品展示もありますのでお見逃しなく!

徳水さんが宮城県の広報紙「Baton(バトン)」vol.9「地域の文化をつないでいくこと」で特集された記事はこちら

12月には石巻にスポットを当てたシンポジウムを開催します。詳細はまた次回!!

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