NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
『自然環境調査体験プログラム2026』終了!(その1)
2026/07/03
6回目の開催を数える「自然環境調査体験プログラム2026」は、楽しそうな笑顔溢れる2日間を終了いたしました。
主催:株式会社青葉環境保全
共催:株式会社エコリス 学校法人滋慶学園 仙台ECO動物海洋専門学校 株式会社公害処理センター
後援:東北大学大学院環境科学研究科
昨年に続き、春から報道が絶えない熊の出現や目撃情報、相次ぐ台風の発生、西日本の線状降水帯の被害など・・・毎日気を揉むことばかり。
会場の樽水ダム付近では、降雨による通行止めの情報を出勤中の車のラジオで耳にしたり、例年になく現地や近辺の下見を重ねました。
開催日の前日、この日まで雨が続いたものの、うっすらと日が差す午後に各種トラップを設置。
そして、当日、久しぶりの快晴+気温上昇の予報。ホッと安堵。
昨夜も雨があったようで草木は水滴をまとい少々湿気が高い朝でした。
3年前から参加している仙台ECO動物海洋専門学校の皆さん。新入生は一般の参加者として、2年生からはイベントの運営を学ぶためにお越しいただいております。
そして、今年もやって来ました!福島大学「いきものサークル」の大学生。
高校生時代に、このプログラムの第1、2回に参加したメンバーが中心となって進学先の福島大学でサークルを設立して2年目。
早朝から車に乗り合い仙台までやって来てくれました。また、会えて嬉しい!
南仙台駅に集合した参加者の皆さんは貸し切りバスで樽水ダムに到着。
今年は中学生、高校生、専門学校生、大学生、OBまで30名の方が集まりました。
そして、6年間、講師役をお勤めいただいているのは自然環境調査事業を行う株式会社エコリスさん。
10名の専門家(植物、魚、底生動物、昆虫、両生類、爬虫類、哺乳類、鳥)の皆さんにお越しいただきました。また、株式会社公害処理センターから運営スタッフを派遣いただき、総勢45名が一堂に会して簡単なオリエンテーションからスタートします。
参加者には種ごとの専門班で活動していただきますが、まずは共通レクチャーとして「植生図」について学んでもらいます。
受付でお渡ししたバインダーには樽水ダムの植生図、そして、専門班で使用する各種の”野帳”がセットしてあります。
続いての全体レクチャーは昆虫のトラップ設置状況の確認、回収の様子です。
夜間、ライトに集まる昆虫を採集するトラップと地面に薬剤を入れたカップを埋めるベイトトラップについて説明がありました。
次の哺乳類は、自動撮影カメラの前で説明を行います。いつも2か所設置していて、今年はもう一か所の林道の方に色々な哺乳類の姿が映っていました。
そして、今、社会問題になっている”熊”について、行動特性や熊スプレーの使い方、熊の大きな犬歯と鋭い爪も見せてもらいました。
さぁ、自動撮影カメラのデータを確認しましょう!
昨夜は雨でしたが、カメラの前の撒き餌を目当てに様々な生きものの姿がありました。
イノシシ、キツネ、タヌキ、テン(ホンドテン)、ハクビシン、アナグマ、カモシカ・・・画面を食い入るように見つめる皆さん。
山林、草地に仕掛けた小型哺乳類用のトラップには「アカネズミ」がかかっていました。エコリスさんが生体展示のために一匹をビニール袋に取り出し、透明なケースに入れた後、「出してみたい人!」と希望者を募り、挑戦。
これがなかなか・・・餌が入った箱にネズミが入ると閉まるフタ、そのフタを奥に押し込んだまま、ビニール袋をかぶせて、かなりの力で振らないと出てこない、出てきてもビニール袋の口を素早く閉じないと、また箱に戻ってしまうから悪戦苦闘。
「惜しい!」「がんばれ!」「体力勝負だな!」という声が飛び交う中、格闘すること数分後、無事にビニール袋に収まったアカネズミを披露しました。
さて、ここからは専門班に分かれて活動を開始します。今年の「植物班」への申込みは順調で、しかも男の子が多かった!
「魚類・底生動物班」は樽水ダムの河川域から飛び出すことになり、新エリアへ向けて移動をはじめます。
専門班の中で募集人数が一番多くて、今年も申込み・受け入れ人数が超過した「両生類・爬虫類・哺乳類・鳥班」
この活動基地からすぐの山林へ分け入り、その後、林道を歩いて生きものやその痕跡を探していきます。
さぁ、行ってらっしゃい!!(つづく)