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「山形県朝日町」探訪1 ~リンゴとワインと桃色ウサヒ!~
2020/02/21
1月末、山形県朝日町にはじめて訪れました。
本来、豪雪地帯で有名なところです。昨年まで積雪は2メートルが普通とか。
今年は全国的な暖冬傾向で、ほとんど雪はなく、これほど降雪が少ない1月は40年ぶりであるとお聞きしました。
さて、この度は、地域サポート会社「まよひが企画(まよいがきかく)」の代表である佐藤恒平さんをお訪ねするのが目的。
アポを頂いた日、たまたま山形大学のとある研究室がゼミ合宿をされるタイミングで佐藤さんが朝日町をご案内するとのこと。
皆さまのご厚意により、ご一緒させていただくことになった次第。
待ち合わせ場所の 道の駅あさひまち『りんごの森』
赤い屋根、全面ガラス張りの丸い瀟洒な外観がお出迎えです。
朝日町はリンゴの産地。
リンゴの品種でお馴染みの「ふじ」、それを”無袋栽培”した「サンふじ」発祥の地。
お手洗いを借りに入ると、清潔でキレイな内装、ふんわりリンゴの香りに包まれています。
入った瞬間になんとなく感じた違和感???・・・は、すぐに判明。
各個室に「ふじ」「シナノゴールド」など、リンゴの種類のネームプレートがついており、なんともゴージャス!おもてなしの工夫が満載。
(お手洗いでカメラもどうかと思いましたが、他の方がいないのをいいことに・・・失礼しました)
そうこうしているうちに集合時間となり、佐藤さん、大学の皆さんと合流。
さっそく、店内の特産品などの説明をいただきました。
さて、朝日町といえばリンゴ、そして、ワイン。
次の目的地、“朝日町ワイン”を造る「朝日町ワイン城」へ。
お城のような建物に向かう道すがら、佐藤さんからご説明がありました。
この工場の歴史は古くて「朝日町」が誕生する10年前、昭和19年からこの地でワインを造っていて、
しかも、「ここは軍事産業施設だったんです」との言葉に一堂から驚きの声があがりました。
当時、日本は戦争の最中。ワインの成分である「酒石酸」は電波発信機に使用する軍需物資だったそうです。
政府は、それを目的に全国のブドウ産地にワイン工場を建造させていたとか。
戦後は大手ワインメーカーの下、製造を行ってきましたが、昭和50年、町と地元農協の共同出資で、自社ブランド「朝日町ワイン」が誕生しました。
2016年日本ワインコンクールでの受賞、そして、G7伊勢志摩サミットで各国首脳に供されたことで一躍有名に。
1,000円台という購入価格帯、かつ「高品質」な日本ワインは世界に誇れるものの一つとなりました。
販売エリアには様々なラインナップのワインが並び、ほとんどの種類の試飲が可能です。
ワイン城にお出かけの際には、ハンドルを握らない役目が良いと思われます!
ボトルにワインが充填された状態から、コルク、キャップシール、ラベルが貼られるまでの工程もガラス越しに見ることができます。
ついつい見入ってしまう「なるほど」な仕組みの数々。
そして、ワイン城を出た一行が向かった駐車場には・・・
忘れてはならない ”もう一つの朝日町といえばー!”の~「桃色ウサヒ」が出現。
「桃色ウサヒ」は、いわゆる、ご当地キャラクター。(でも、朝日町非公認PRキャラクター)
山形県のご当地キャラクター大集合
圧倒的な「無個性、無軌道、無表情」がコンセプト。
実際、目の前にいると、なんとも言えない気持ちになるのは確か。
でも、それが癖になる・・・(ということで全国にファンがいる)
「ウサヒだぁ~」と駆け寄り抱きつく人、「喋らないんだね~」と話しかけたり・・・(笑)
じきに撮影大会となり、大盛り上がり!
つづく