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「山形県朝日町」探訪4 ~ゲストハウス『松本亭一農舎』~

2020/03/13

山形県朝日町の旅は話題満載!まだまだ続いております。

地域サポート会社「まよひが企画(まよいがきかく)」代表の佐藤さんは、山形県初の公設民営ゲストハウスのオーナーさんでもあります。

ゲストハウス『松本亭一農舎』

ずっと来てみたかった念願のゲストハウスが今宵の宿に!

家の前には大きな池があって、鯉がいます。

飛び石が続く庭を横切って玄関に向かう途中、長い縁側の開け放たれた障子から温かい光が漏れている・・・まぁ、普通に「ただいま~」って言いますよね。



こちらは古民家のリノベーション物件。

しかも、ただの古民家ではなく、この地域にとって“学びの場”であったという歴史があります。

昭和の頃は「松本さん」がお住まいになり、習字など手習いの教室。当時、松本邸と呼ばれており・・・

さらに時代を遡ると、佐竹家という、この地の大庄屋が農業塾「一農舎」という私塾を開講していた場所。

なので、2つの時代の名前や愛称が合体して「松本亭一農舎」なんですね。



また、佐竹家は、米沢藩から最上川舟運の通船差配役を任されていたということで、この敷地の裏手から悠々と蛇行する最上川を見下ろすことができます。

翌朝早朝の景色、スケール感がハンパなかった!



玄関を入ると、高い天井と茶の間が見える障子。

写真の照明は朝日町在住の金属工芸作家・牧野広大さんの作品。

(牧野さんの作品はワイン城など、あちらこちらで目にすることができます)



学校が終わると近所の子供たちが遊びに来るそうで・・・。

「ゲームは宿題が終わってからねー」という大人の声に、「こんなのすぐ終わる!」と意気込んで取り掛かる子供たち。

きちんと暗くなる前にお家に帰ります。



佐藤さんのところには、ひっきりなしに大人のお客さんも見えられますが、学校を終えた子供が宿題やゲームをしている日常のすぐ横で仕事の打合せなどが行われています。

(違和感はなかったけど、考えてみれば不思議な光景です)

さて、ゲストハウス内の探検に!

廊下にはアメニティや近隣の温泉地の紹介、中には”たき火セット(無料!)”と。



相部屋(ドミトリー)1泊1名3,200円〜館内には立派なお風呂とランドリー設備も完備です。

個室(部屋貸し)は2種類あって・・・1泊1室8,900円〜(ウサヒの掛け軸つき)



一泊10,800円〜は文豪気分が味わえる書斎スペースつき!

こちらの部屋は広いので、数人で泊まることが可能です。





 

さて、食材の買い出しを終えて大学ゼミチームの皆さんが賑やかに到着されると、早速、台所で晩ご飯作りを開始。

ゲストハウスは素泊まりが基本ですが、台所や調理器具は貸していただけます。

台所は広々として調理器具も充実しているので、何の不便もないご様子。



今回、ご一緒させて頂いた学校の先生(男性)お2人が、とんでもない料理の達人だった!!

本格的なインドカレー&サフランライス、芸術的な円盤状に焼きあがった餃子、豚汁・・・すっかりご馳走になりました。

ここでは、”どんぶく”のレンタルも行っております。(綿入れ半纏とも言う)



 

松本亭一農舎のご自慢の一つ。

押し入れに目一杯積み重なっているカードゲームやボードゲームの数々。

特にイベントがない時は町内の方々がいらして、ゲームを楽しむのが日課。

この日は、町内の老舗菓子店の若旦那さんが見えられて、学生達と興じます。

歓声と笑い声が響くなか、朝日町の夜は更けていきました。

 

まさかの・・・続く!

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