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サトウカエデ植林の下刈り作業

2020/06/22

6月梅雨の晴れ間の週末。

植樹の手入れ(下刈り)を行って参りました。

“スイーツのまち=とみや” を掲げる富谷市では、「とみやメープルシロッププロジェクト」という取り組みがあり、2018年12月に植樹させていただいたサトウカエデ。

作業開始前には、同じく植樹贈呈を行った3社の皆さんとオンライン中継で各現場を繋ぎ、開会式が行われました。


AOBAは大人3名、子供3名という陣営。

刃物を扱う作業。”人との距離”や自分の足などを傷つけないように”刃を入れる方向”などをきちんと教えてもらってからスタート。これは、とても大事なこと。


さて、現場へ移動。

斜面に植林されたサトウカエデの下には、笹の群生をはじめ、様々な草が生い茂っておりました。



開始の合図とともに、茂みに次々と足を踏み入れ、一斉に草刈ガマや剪定バサミなどで刈り込み作業を進めて行きます。

むせ返るほどの緑の匂いは久しぶりの感覚。



最後の仕上げ!とばかりに草刈り機の登場。

手際よく、集中しての作業だったので、結局、予定していた休憩時間の前にほぼ完了する、という驚異的なペースでした。

 

見る見るうちに草は刈り取られて地面も露わに・・・となると俄然、気になってくるのが昆虫など森の生き物の存在。

驚いたのはAOBAの子供たちは、目がすばしっこいというか。。。とにかく、次から次へと小さな生き物を見つけていきます。

そして、名前を知らない生き物は捕まえたり、見つけた場所に大人を呼んで尋ねるなど、その無心な探究姿勢に感じ入ってしまいます。

しかも虫かごでは脱走してしまうような小さなサイズを想定しているのでしょう。観察用にピルケースを持ち歩くあたりが、なんともはや。

移動の道すがらでは、子供たちに道端の植物の名前も教えてもらいました。


このように木の手入れを行うなどの活動を通じて、自然環境に関わり、親しむ機会を設けていくことが、豊かな自然を自分たちの手で守っていこう!という思いに繋がっていくのですね。

定期的に行われている手入れ作業。

大きくなった樹々、そして、たくましく成長した子供たちと、また会えるのが楽しみです。

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