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ブランチ仙台「まちづくりスポット」

2020/12/19

長命ヶ丘と桜ケ丘にまたがるブランチ仙台にはじめて行って参りました。

郊外のアウトレットモールを思わせる雰囲気の複合商業施設。

道路を挟んだ手前はスーパーや大型ドラッグストア店舗がありますが、奥は中庭を囲む形で様々な飲食店や本屋、ヨガスタジオなどが軒を連ねています。


この日は中庭でオーガニックマーケットが開催されていました。

土付きの根菜や天然のはちみつ、天然酵母のパンや野生種のコーヒーなどなど。


この地に場づくりを行われたのは大和リースさん。

SDGsを意識したコンセプトもあるのですね。

いただきもの、買いすぎた食品や流通経路にのらない商品などを必要な方々に寄付をする”フードバンク活動”をしている法人さんの中継も担っていらっしゃる様子。


建物は連続したスペースでつながっており一体感を醸し出しています。

その一角に、自然の光が差し込み入り口が全面開放できるオープンスペース!

ここはプロジェクターとスクリーン、奥には広めのキッチンがあり、一般の人々も事前に予約をすれば利用できる交流スペースとのこと。

企画運営は”NPO法人まちづくりスポット仙台”が行っております。


入り口では柿と日光だけでできちゃう日本の元祖エコな食べ物”干し柿”をテーマにしたワークショップが開かれていました。

カフェのレジでみるようなお洒落なパッケージに入った干し柿も販売されています。

干し柿屋 – Facebook

また人気パン屋さんとのコラボレーションで干し柿を使ったパンも!

(こちら人気が凄すぎてたちまち用意した数が完売してしまった模様)


そして奥のスクリーン投影やブースを出されていたのは宮城女子学院大学の皆さん。

ミツバチ科学研究部門があるんですね!!

AOBAのマークもミツバチなので親近感。

冬季なので動きが静かとのことですが、ミツバチ一団が出張中。


オオスズメバチの巣(大きいっ)

後ろのテーブルでは”ミツロウ”製のキャンドルを作るワークショップも行われていました。


宮城女子学院大学とブランチ仙台はいわばご近所。

そして、水の森地域は、実は自然が豊かなところなんだとか!!

ここに住まう生き物達を紹介するためのブースということで、ドジョウやヤゴなどの姿がありました。

こんなに近くで見るのは何年ぶりだろうか・・・と振り返る年月。

その年月の知らないうちに・・・親しんだはずの生き物たちが、絶滅の危機に瀕しているということ。

そういうことを知ってもらうための活動。


こちらは宮城女子学院大学の食品専攻の皆さん。

オーガニックマーケットに出店されておりました。

光を受けてキラキラ反射するハチミツの瓶と若者の笑顔が華やかですね。


お昼時を迎えて薪釜で炊く”釜飯”も登場!

いろんな催しものが目白押しです。

炊き上がりを知らせるようにいい匂いが中庭に漂っていました。


仙台市内における街づくりにおいても公園以外にスポットを点在させ人の動きを回遊させるため、ビルや土地の所有者さんなどが集まり、通りに面する一部を共有スペースとして提供することで催しものや飲食・雑貨のお店が出張して賑わいを創出する”場”づくりが積極的に行われています。

郊外の住宅地でも買い物や用事の合間にくつろげて、グルメや生き物やワークショップなど、思わぬ出会いが待ち受けるこんな”場”があることは、地域個性が生まれ、住む方々の愛着に繋がる第一歩と言えそうです。

 

 

 

 

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