NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
今年もよろしくお願いいたします!
2021/01/09
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
”手漉き和紙工房 潮紙”製のカレンダーを飾り新年を迎えました。
ここ数年、この和紙のカレンダーを使わせて頂いております。
2021年は2種類制作されたそう。
一つは潮紙カレンダーの定番で原料の”楮(こうぞ)”の皮が漉きこんである鶉紙(うずらがみ)。
鶉紙の方が全体にうっすら緑色なのは植物生まれという証。
確かに鳥の鶉に似ている!!(写真:Wikipediaより)
そして、ちょっと白っぽく見える方は・・・
以下、『』は説明書より。
『第二次世界大戦後から熊本県の和傘屋さんに使われることなく保管されていた和傘用の和紙』
こちらの和紙はカジノキが原料で・・・なんと!”ほぐして”から漉き直した和紙の再生紙”!!
『再生紙は一般的に品質が落ちるものですが、薬品を使わない和紙は再生してもしなやかさが失われない』
『滲まない様な加工をしていない和紙を”生紙(きがみ)”と言う』
生紙・・・いい言葉。紙は生きている、ということなんですね。
昨年そして今なお大きなトピックとしては、まさに青天の霹靂といえるコロナ禍。
また、ここ数年日本でも猛威をふるう異常気象による災害。
今後、目まぐるしく、自然環境、人の営みが変わっていきそう。
その中で、変わらずにあってほしいもの、変わらなければならないものを見極めていく目がいよいよ必要になるのかなと思います。
自分の在る環境を良いものにするのか、悪いものにするのかは、現実と向き合った時の自分自身の意思と行動がすべて。
新たな一年、色んなことに触れて成長していけたらと思います。