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『泉ヶ岳』~雪山チャレンジとおむすびころりん?~

2021/01/30

仙台市民に身近な山の一つ「泉ヶ岳」

この時期は山の懐にスキー場が法面のように白く見え、ナイター営業時は照明に照らされた斜面までよく見えたりします。

新年、初”登り”は、雪化粧の「泉ヶ岳」に挑戦することに!(自分でも予期しないスピードでもって登山経験値がアップしている)

雪山登山も初めてならば、”アイゼン”なるものの装着も初めて。


 

お師匠のアイゼン(6本爪)を拝借。

ハイレベルなアイゼン(12本爪)を装着した師匠はつま先からもニョキっと刃が出ていてゲームのボスキャラ怪獣のよう。

爪先の刃を立てて氷壁も登れるとか

・・・いやいや。

 

 

サクッサクッと雪道に刺さる感覚は頼もしく無敵な気分になるけれど、足上げが不十分だと引っかかってしまうので要注意!


今回は水神コース「登山口~水神~大岩~さいの河原~山頂~袖泉(最後の方でちょっと逸れて)~水神~登山口」


 

 

 

 

 

 

それでは、登山口へ。

この日も含めて晴れの日が続いたので、凍結~積雪を繰り返した道は少し緩んで水っぽい感じ。


山頂から見て納得でしたが、山々は繋がっており色んなコースがあるんですね。

青空と静かな佇まいの木立から、少し頭をのぞかせている白い山頂を目指します。


 

 

 

 

 

 

コース名にもある ”水神” 様 に到着。台座~石碑の半分まで埋まってます。


 

 

 

 

 

 

平らな道も少しありますが、次のチェックポイント”大岩”前後には急登が続きます。


 

 

 

 

 

 

急登も大詰めになるといよいよ樹々も低くなって真上に空が見えてきた!

山頂が近くなってきているのが分かり、これがまた励みになります。


山頂手前で振り返ると広やかな景色に目が奪われました。少し霞んで幻想的です。

 

泉ヶ岳山頂1172m。

本来、標柱の左手に鎮座する祠もすっぽりと雪に埋まっています。


 

 

 

 

 

 

山頂からは大東岳から面白山に連なる山々が遮るものもなく見晴らせます。

下の写真。奥側の真っ白な山頂群が三峰山~船形山。

手前に北泉ヶ岳が裾をはらっており、北泉ヶ岳を越えてぶっ通しで船形山まで歩くコースもあるとか・・・いやいやいや。


他の皆さんも大休止をとっている山頂。

少しでも眺めの良い山頂の縁際に陣取ってお昼の準備を開始。


 

 

 

 

 

 

お湯を沸かしながら、持参のカップラーメンを雪の上に置いた途端・・・コロコロっと転がり。

そのうち止まるだろうと高を括って、あとを追って歩を進めていたら、思いのほか傾斜があったらしく(一面、真っ白で分からなかった)

谷側に落ちて低い木立の間をいよいよすごいスピードで転がり続けると、間もなく視界からも消えて行きました・・・

声も出ず、成す術なく、呆然と見送ること、しばし。

気を取りなおし他の食べ物でお腹を満たしていると、先ほどラーメンを一緒に見送ってくれたお隣さんが大休止を終え、出発する通りすがりに

「初めて見ました(笑) あの勢いだと七北田川まで行きますよね?」と声をかけていかれました。

未開封のしょうゆ味のカップラーメン見かけたら、きっとそれです。

本当に申し訳ありません・・・。


大休止を終えて、山頂からの斜面を横目に見ながら(ラーメンが見つかるハズもないのですが・・・)袖泉の稜線を下り始めました。

朝から先に十名くらいの方が歩いているのでしょうか。

一か所、お尻で滑ったような跡があり、例に習って滑ってみたり・・・

ずっと足跡を辿ってきましたが、せっかくの機会なので最後のパートは足跡のない新雪の方に分け入ってみました。

きっと冬季でなければ空中を歩いていることになるんですよね。不思議な気分です。


雪上の風紋の中にウサギの足跡や木に残る熊の爪痕などを見つけたり楽しいひとときを満喫。

やがてスキー場で流れる音楽が聞こえてくると、それまで冬の静かな自然の世界に少しだけお邪魔していたことを実感しました。

 

そう言えば、これまで近隣県の山も含めていくつか登山をしてきて、どこもそれなりの数の人がいらしたけれど、ゴミ一つ見たことなかった。

山を愛する皆さんの秩序ある行動の結果であり、きっと裏ではその環境を守る人々のたゆまぬ努力があるのだろうな、と思います。

感謝する心を持つと同時に自分もその一助となるように心がけたいです。

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