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『自然環境調査体験プログラム2023』終了!(その1)

2023/07/02


今年度の『自然環境調査体験プログラム2023』が終了いたしました。

6月24日(土)は、早朝から名取市樽水ダム付近の現地調査活動

翌25日(日)は、東北大学青葉山キャンパスでのワークショップ

本プログラムにおいて、連続2日の開催は初の試みでした。


今年は「仙台ECO動物海洋専門学校」の学生さんが環境学習の運営サポート(という勉強)のため、参加して下さりました。

活動記録の他、あれこれとお願いばかりでしたが、テキパキとお手伝いいただき、有難かったです。

たくさんの高校生、そして、専門学校生、学校関係者の皆さんにもご参加いただき、年々、交流の輪が大きく、広くなっている気がいたします。

ご参加の皆さまに、心から深く御礼申し上げます。ありがとうございました!!


現地調査の日、屋外活動に天候の心配はつきものですが、雨と猛暑は避けられて一安心。

まずは参加者と植物、鳥類、魚・底生動物類、両生類・爬虫類・哺乳類、昆虫の専門班ごとに集まって、自己紹介タイム。

これだけの規模の班活動を一日実施できるのは、一もニもなく!10名をも超える専門家を派遣して下さっている株式会社エコリスさんのおかげです。

たーくさんの”いきもの”との出会いがありました。

あちこちで色んなことが巻き起こっているので取れ高最高!につき、数回に分けて活動の様子をお伝えしたいと思います。



まずは!調査活動用に配布したバインダーに入っている「植生図」についてレクチャーを受けました。


さて、ここから前日から設置しているトラップの設置状況と回収の見学です。

はじめに哺乳類、カメラと小動物用のトラップ。


昆虫はライトトラップとベイトトラップ。


そして、魚は、定置網やはえ縄の設置状況と回収の様子を見学しました。


(おそらく)人生初”胴長”の着用は、恒例の元服?の儀式のように。


定置網の仕組みについてレクチャー。


前日、雨が降ったので濁りがありますが、途中、腰近くまで水位がある箇所も・・・

滑りそうな石もゴロゴロしているはずでも、川底が見えない状態に足を取られながら現場へと向かいました。



今年は河川の状況が変化していて、トラップには、さほど多くの種類はいなかったようですが、亀がいました!

その後、みんなの人気者に!



毎年、会えるサイズの大きなナマズ達。はじめて間近に見る参加者(や見学者)も多かったです。


そして、同定と測定を行いました。

参加者が口を揃えて「はじめてです!」と言っていた仕分け作業は悪戦苦闘。


オイカワ!ちょうど婚姻色があらわれる時期でひときわキレイな色をしてますね。


底生動物も捕まえたので、午後の同定作業で分類の基本から学びました。

これでも”大きめ”の底生動物。

長~い名前がスラスラ付箋に書かれてトレイに置かれていく中、一種づつみんな顔を近づけ目を細めながら見入っていました。

翌日のワークショップでは1人1種の「調査票」を作成します。

各班で自分がどれを担当するのか、決めていきました。

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