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開催御礼!「いきもの観察キャンプinみちのく公園」~1日目 昼の活動~
2023/09/05
AOBA初の親子向け宿泊イベント「いきもの観察キャンプinみちのく公園」が9月2日(土)~3日(日)の2日間、「みちのく公園里山地区」、「エコキャンプみちのく」を会場に開催されました。
夏休み後のイベントにも関わらず、親子10組32名の皆さんとご一緒することができました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!
(定員数を超える申込みがありましたが、先着順であったため、不参加となった皆さまには、申し訳なく存じます。)
さて、このイベントの拠点となる里山地区の「小野分校」
釜房ダム沿いの286号線から見える場所にあり、この建物の背面にある自然豊かなエリアが、みちのく公園の「里山地区」です。
この里山地区で、1日目のトラップ設置(小型哺乳類、昆虫)、2日目は、散策とトラップ回収、観察とまとめ、専門家によるレクチャーが行われます。
続々と集まる参加者の皆さん。
開始時間までオルガンや木琴で遊んだり、工作室にあるたくさんの生き物図鑑をみたりと過ごしていらっしゃいます。
開始時間となり、まずはスタッフ、参加者の自己紹介などのオリエンテーション。
今回の”いきもの”の先生は『株式会社エコリス』から、植物、鳥、昆虫、両生類、爬虫類、哺乳類、魚類、水生生物の専門家が勢揃い!
ご紹介すると参加者皆さんの目がキラキラと輝くのが分かりました。
熱中症対策、虫除けの服装など装備を整えてもらい、トラップ設置へ出発。
里山地区は広く、大きく分けて東側、西側の2地点にトラップを設置するので、2班に分かれて移動を開始しました。
一方は東側へ
一方は西側へ
針葉樹、広葉樹、谷、水辺や湿地、池、草地という豊かな里山の環境が守られている里山地区。
プロ目線で”いきもの”に出会えそうな場所を予想して、小型哺乳類のトラップ、自動撮影カメラなどの設置を行います。
哺乳類用のトラップにエサを入れて指定のエリア内に置いたり
昆虫用のトラップ用の穴掘りなど、お子さん達にも設置作業を手伝ってもらいました。
比較的近くのトラップ地点の班は40分程度で帰還。
でも、お向かいの草地もなんだか面白そう!と、寄り道タイム。
木の葉っぱにカマキリを見つけたようです。なかなか目が慣れないと見えません。
捕虫網で捕まえようとしたら、飛び立ってしまい・・・枝にとまると擬態されて、ますます見つけづらくなりました。
草地ではバッタを見つけました。
葛の花、今が盛りですね。
こちらはもう一方の班。

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昆虫のライトトラップを設置しています。

少し遠かったけど、みんなよく頑張りました。

エコリスの先生方は、移動中、一行を見守り、質問に答えたりしながら、参加者の皆さんに説明する特徴的な植物などを採集して下さってます。

道路脇はキレイに刈りこみされていたのですが、たくさんの”いきもの”がいました。

さすがに先生たちは、昆虫を見つけるのも捕まえるのも素早い!
でも、今回、驚いたのは、お子さん達は全く臆することもなく、触り方も慣れていること。

自分が見つけたり、他の人が見つけたりすると、声があがり、駆け寄るお子さん達。
さぁ、明日の朝、トラップや自動撮影カメラで、どんな”いきもの”に出会えるのでしょうか?
1日目は、これから夜の活動もあるので、里谷地区の活動はここまで・・・。
一斉に宿泊地へと向かいました。