NEWS 〈 青葉環境保全 〉からお知らせ
神戸智行展 -尊きもの-
2022/07/04
先月、銀座のギャラリー広田美術で開催された、神戸智行展。
もっか福岡の太宰府天満宮で制作中の神戸氏。
久しぶりに上京する彼と実際に会って話す時間は、とても貴重だ。
『心がけているのは、在来種とともに外来種も暮らす「今」の自然を描くことです。小さな自然界を観察することから、大きな世界の様相も見えてくる感覚が興ります。ミクロからマクロへ繋がることで現代の絵画として成立できれば、と思っています。』 神戸智行
彼のまなざしは、その目で描かれる画面は、ちいさな生き物、そして身近な自然への敬愛に溢れている。
外来種だからといって、それを排除しない。
そんな彼の描くありのままの「自然」は、人の世界を照らしだす。
外来種対策で議論が巻き起こる状況など、どこ吹く風。
そして、画面に立ちあらわれる「色」の感覚。
その「空気感」は、彼の小さい頃の原体験を感じさせる。
子供の頃の体験は、何事にも代え難い。
「生態系の保全」やら「生物多様性」が大きくテーマに掲げられ、自然保護が謳われて久しいこの日本において、どのように、自然に向き合っていくべきか。
そのひとつの答えは、彼の作品にある。
個展の詳細は以下のリンクより、ご参照ください。
https://www.hirota-b.co.jp/exhibition/2022/04/—-5.html
神戸智行の魅力的な作品については以下リンクを参照ください。
https://hirota-b.co.jp/artist/cat-6/