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「みやぎZEB研究会」キックオフシンポジウム

2020/11/12

2020年11月4日(水)東北大学青葉山キャンパス工学部・工学研究科を会場として「みやぎZEB研究会」キックオフシンポジウムが開催されました。

対面の講演会も久しぶりですが、新型コロナ感染防止対策措置も複数ある中、当日は会場定員(会場キャパの50%)いっぱいの参加者の姿がありました。

主催は東北大学のエネルギー価値学創生研究推進拠点

自治体からの関心が高いようで、宮城県と仙台市の後援名もあります。

この研究会は、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)に関する情報提供、一般事業者向けセミナーの開催、建築物の視察などを通じて、宮城県内のZEBの普及を産学官の連携体制のもと推進する目的で設立されたとのこと。

ZEBとは? 環境省

当日の参加者は大手ゼネコン、地元の建築・建設・施工、そして省エネルギー設計のシミュレーションなど建物に関わる企業やビル管理会社の方など。

大学がZEBというテーマで研究会を設立することは珍しいことのようですが、今後、直面するエネルギー問題、CO2削減目標など世界全体で取り組む課題は盛だくさん。

大学の研究成果や知見には、民間企業の技術・実績・フィールドが伴わなければ社会実装も困難で、普及推進のためには行政との協力関係が不可欠。

それらの意味では大学が主導する意義も大きく、方向性は一緒と言えるのかもしれません。

キックオフシンポジウムのプログラムは以下の通り。

1.研究会設立趣旨について

東北大学大学院 環境科学研究科長 / エネルギー価値学創生研究推進拠点長

教授 土屋 範芳氏

2.基調講演「究極の省エネルギー建築ZEBとは」

東北大学大学院 工学研究科 都市・建築学専攻 准教授  小林 光氏

3.研究紹介「セラミックス多孔質体を用いた熱遮蔽と熱保存~省エネルギーへの展開」

東北大学大学院 環境科学研究科 教授 松原 秀彰氏

4.研究会の活動予定について

東北大学大学院 環境科学研究科 環境研究推進センター 特任准教授 大庭 雅寛氏


この日、会則の承認や今後の活動予定の紹介もあり、今後は施設見学会やシンポジウムが予定されているとのこと。

ご興味がある方、お問い合わせは以下の宛先まで。

東北大学大学院環境科学研究科 環境研究推進センター内「みやぎZEB研究会事務局」

noriko.konno.a1★tohoku.ac.jp  (「★」を@に変えて送信下さい。)

 

 

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