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6/10開催 オンライン講演会「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい」

2021/06/02

5月も末の頃、自宅に発売間もない一冊の本が届きました。

「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい~笑顔あふれる持続可能な社会づくりを提案~」

送り主は鹿児島県の奄美諸島の一つ沖永良部島にお住いの石田秀輝先生。


 

 

 

 

 

 

7年前、石田先生が東北大学にご在職中、私は研究室のスタッフとしてお世話になっておりました。

石田先生(通称:Emile)は東北大学名誉教授で、現在、沖永良部島を拠点とした地球村研究室の代表、そして一般社団法人サステナブル経営推進機構理事長。

大学在職中からワクワクドキドキする”心豊かな暮らし”のための研究をされております。

今では良く耳にしますが、一年ほど前、大手自動車メーカーのCMの中に社長自らが出演されており「ワクワクドキドキ」というフレーズを仰った時はとても驚きました。

持続可能な社会、環境負荷が少ない暮らしの創造のため、自然の中に存在する”最も小さなエネルギーでもって完璧な循環を生むシステム”を探しにいき、人間社会にリ・デザインするという研究。

科学技術ばかりに頼るのではなく、人々の行動変容や動機付けのアプローチにおいて、日本人の中に流れる自然崇拝やアミニズムまた哲学的要素、歴史や文化に根ずく人文学的な側面からも研究を進めていらっしゃいます。

石田先生の活動や研究業績・提言などは、絵本の監修なども含め70冊を超える書籍やマスコミの記事で目にすることができますが、今回の本は少し色合いが違っていて、ご自身の半生の振り返りが前半に綴られております。

地球環境を守りつつ利益をあげるという「環境と経済の両立」に苦悩したものつくり企業のCTO(最高技術責任者)時代から大学教員時代、そして離島への移住・・・

出版社の方から、ここまで”のたうち回った”軌跡が面白いから!というオファーにより執筆をされたとのこと。

現在、これまでの研究成果をもとに実証実験中という沖永良部島での生活。

自らの生活、島民、島外の方との試行錯誤の中で見えてきたこと、環境劣化や新型コロナなど危機的状況にある中でも心豊かな社会を創造するビジネスのヒントはあること。

そして、子供や孫の時代に最高のバトンを渡すという責任がある私たち大人が真剣に考え、なすべきことに言及して、この本は締めくくられています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが

来る6月10日、この新刊 「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい ~笑顔あふれる持続可能な社会づくりを提案~」の出版を記念した講演会が開催されます。

オンラインでの開催、事前申し込み制(無料)です。

沖永良部島の素晴らしい大自然、今も残る濃い日本の文化、底抜けに明るく優しい島民とのコミュニティの逸話にも期待大です。

本と合わせてご興味のある方は是非、ご参加下さい!




一般社団法人法サステナブル経営推進機構(SuMPO) 主催

「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい ~笑顔あふれる持続可能な社会づくりを提案~」

【開催概要】
日  時: 2021年6月10日(木)16:00~17:00(15:50オンライン入室可能)
開催形式:オンライン開催
参 加 費: 無料
聴講URLを取得するためには、以下よりお申し込みください。
お申し込み方法:https://ws.formzu.net/fgen/S34637665/

【プログラム】
16:00- 開会挨拶および「SuMPOカーボンニュートラル戦略」のご案内
SuMPO専務理事 壁谷 武久

16:20- 出版記念講演 「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい ~笑顔あふれる持続可能な社会づくりを提案~」
SuMPO理事長 石田 秀輝

17:00- 閉会




 

 

 

 

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