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2022台湾を応援しよう!~パイナップを食べる+α(プラスアルファ)~

2022/05/24

※アイキャッチ画像 ポッケの森さん 撮影※

いまだ続く台湾と中国の国交問題により、最大の輸出国を失ったままの”台湾パイナップル”

これから旬を迎える台湾パイナップルを「食べて応援する!」という支援は、今年も仙台市内の有志企業により、実施されました。

東日本大震災の時に、多大なご支援をいただいた我々が出来ることとして、AOBA関連会社も購入に関わっており、ちょっとお手伝いや取材など。


台湾から仙台へ船で出航後、検疫通過などの時間を経て、5月中旬、たくさんのパイナップルが事務所に到着!

早速、事前に支援の趣旨にご理解とご協力を示していただいた、市内の児童養護施設さん、子育て支援施設さんや子ども食堂を運営する団体さんへ配達に向かいます。


配達にお邪魔した時、「こんにちは~」「それ、なに~??」と賑やかに出迎えて下さったお子さん達。

箱からパイナップルを出してみると「この下に木が生えていて、こんな風に生るんだよ!写真で見たことあるでしょ?」と先生から教えてもらっていました。


長町で子ども食堂の運営とフードパントリーも実施する「NPO法人おりざの家」さん

こちらでは「ちょうど、明日が開催日なんですよ!!」と大変喜んで下さいました。

 

さて、今回、一番多くの数の受け入れをして下さった太白区人来田の「ポッケの森」さん

以前、「子ども・地域食堂」の会場として、A0BAのブログでもご紹介させていただきました。

八木山こども地域食堂~誰一人取り残されない社会へ~



 

そして、今年は東北放送さんが、この取り組みと配達の様子について取材して下さり、当日、夕方の「Nスタみやぎ」で放映されました。


「ポッケの森」さんは、パンや焼き菓子、ジャムなどの加工品、宅配や巡回販売用のお弁当、学校給食まで、幅広く人々の食を支えるお仕事をされておられます。

このパイナップルも生食での提供が終わると、その後は、食材として加工されポッケさん自慢の商品となります。

また主催イベントでは、地域の方や遠方からもお客様がやってくるので、さらに多くの皆さんが手に取って下さることに。

より多くの人々が「ポッケの森」さんを通じ、「食べること」で、この支援に関わってもらえそうで、大変ありがたく、嬉しいことです!!


テレビ取材の様子を眺めながら、「ポッケの森」の星野さんと玄関先にいると・・・

1人の男性の利用者さんが「ただいま~」と通り過ぎていかれ、何気なく見ると宅急便でお馴染みの”ヤマト運輸”のベストをお召しになっていました。

星野さんに尋ねると、今や定番&便利な「メール便」の配達のお仕事を委託されているそう。

利用者さんは、非常に記憶力に優れている方とのことで、この一帯の地図、住所、お住いの方のお名前まで、完全に把握されており、まさに「一筆書き」の効率で配達を行えるスキルをお持ちとのこと!

毎日、ヤマト運輸さんが施設にメール便を届けてくれるので、通いなれた施設から、(数が多い時は2回に分けて)配達のお仕事に向かわれているそうです。

公益財団法人ヤマト福祉財団

 

後日、あらためてヤマト福祉財団さんのホームページを拝見して

自社の業務効率化とハンディキャップをお持ちの方々の雇用や自立支援の両立がかなう、素晴らしい取り組みであると感激しました!

今後、こういうお仕事のマッチングがもっと広く多く行われ、”適材適所”で活躍できる人がたくさんいる世の中になって欲しいと、切に願ってやみません。

そうそう!今回のパイナップルを使った商品は、「ポッケの森」さんの施設、レストラン「森のレストラン」での販売・・・

そして、7月に行われる地域のお祭りにも登場する予定とのこと。

台湾パイナップルの商品に出会った方、お見逃しなく!!

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